今年1月19日、茨城センターより引き出した「きーちゃん」が先月正式譲渡になりました。
大きくて優しい先住犬がいるお家です。
先住犬ちゃんの名前は「おからちゃん」。
そして、きーちゃんは「おかきちゃん」になりました。
そうなんです
正式譲渡先は
同じく今年1月4日に茨城センターから引き出した
「らーちゃん(現 おからちゃん)」のご家族様です。
センターにいた時から、ずっと一緒だったふたり。怖がりでいつも震えていました。
チャコままさんに、
1月4日にらーちゃんを、そして2週間後に、きーちゃんを引き出していただきました。
私たちは、
いつか、2ワンを再会させたいとずっと思っていました。
もちろん再会は、それぞれが人との暮らしを受け入れ、本当の家族ができた時にと思っていました。
2ワンは、ついに再会しました。
素敵な里親さんのおうちで。
そして
家族として、ずっと一緒に暮らせるようになりました。
おかきちゃん、おからちゃんを阻む柵はもうありません。優しい家族の一員として毎日仲良く幸せに暮らしています。
茨城動物指導センターには、らーちゃん、きーちゃんのような犬が150頭以上収容されています。太陽の陽射しが、あたることもない無機質な狭い空間で、不安と恐怖の中、過ごしています。
茨城センターの野犬の子達は人間と暮らしが経験ないため、最初はどうして良いか分からずパニックになったり、威嚇が出たりしますが、大抵の場合それは生き延びるための本能で、そこが自分にとって安心できる場所で、自分の命は安全なのだ、と認知すれば攻撃性はすぐに収まり、予想外の可愛さや愛情表現を見せてくれるようになります。きーちゃん、らーちゃんのように人が大好きになります。
野犬の子は実は物凄く家庭犬に向いていると思います。
今もセンターには沢山の野犬の子達が新しい家族との出会いを待っています。
もし、これを読んで、1人でも野犬の子を好きになって下さる方が増えたら、そして家族に迎えよう、と思う方が増えて下されば嬉しいな、と思います。
0コメント