朝、一本の電話が入りました。

ワンちゃんの歩行器をもらって頂けますか？と。

有り難く頂戴しに行きました。

そのお宅に行くと、中に入ってくださいと、部屋に通されました。

そこには、横になった17歳の老犬がスースーと眠っていました。

私は声をかけ　身体を撫でると、シッポをフリフリさせて応えてくれました🥲❤️

イチちゃんは　毎日　夜泣きがあるそうです。

ぐるぐると徘徊もあったようです。

ご飯は1週間近く何も食べていません。

お水をスポイトで飲ませてあげて、もう立つことはできませんでした。

隣のお部屋には、イチくんの歩行器がありました。

そこに乗ると、歩きながらぐるぐる回れるように　息子さんが作ってくれた歩行器でした。

その介護をされている　お姿を想像し、優しく見守るT様のお顔を見ると、胸が熱くなりました。

素晴らしい介護をされて、本当に感動を受けました。

私達が、こんなに早く来ると思わずにいたようでしたが、

これは素晴らしい縁だと感じました。

私達の保護する犬達は、

途中で放棄される犬ばかりです。

こんな素晴らしい介護をされていた　イチちゃんは、本当に幸せな犬生だったんだと心から感動しました。

T様、本当にありがとうございました。

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